夜霧よ今夜もありがとう

先日、起きぬけにテレビのニュース番組を寝ぼけ眼で聞き流していたら、「ミストが噴き出る……」と。思わず目を開け画面に見入ると、上映映画の水の噴出シーンで座席前からミストが出るなど、体感型の映画館が名古屋にできるという話題でした。3Dの先をいく4Dより、さらに進化した4DX(フォーディーエックス)という劇場上映設備です。上映シーンと連動して座席が多方向に動き、水だけでなく香りや風の演出もできるもの。もちろん、粒子の細かいミストなので“濡れる”ことはないようです。

「春の新宿あれこれ」で満開だった桜が、いまは……。

弊社のそばの新宿御苑の景色が、苑内を染めるような桜色から新緑の生気あふれる緑色に変わりました。晴天の御苑が気持ちいいのは当然ですが、霧に煙る御苑はまた違った趣を味わえます。なかなか霧を予測することはできませんが、霧雨の日に疑似体験ならできます。閉苑後、夜の帳が下りる頃の御苑沿いの道路は、水分の多い空気のなかで街路灯が不思議な色合いの光を放ち、幻想的な雰囲気を醸し出します。

国営昭和記念公園サイト(クリックで霧の森のページへ)

年間を通じて霧を体験できるのが、国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)内にある「霧の森」。霧のアーティスト・中谷芙二子(なかや ふじこ)さんと、建築家・北川原温さんのコラボレーションで、通年10:00~16:00の正時(00分)と30分から15分間、霧が噴き出す仕掛けになっているのです。
中谷さんは、’70大阪万博で「ペプシ館」を霧で包み込む霧の彫刻作品を発表して以来、霧をテーマに作品を制作されています(ちなみに中谷さんの父上・中谷宇吉郎は、雪の結晶の研究で世界的に著名な科学者)。
子どもの頃、菓子の保冷剤として使われていたドライアイスを、水を張った洗面器に入れて、モクモクと湧き出る白煙を眺めた経験をお持ちのかたも多いでしょう。
霧の森では、このために開発された高性能ノズル(特許取得)で人工的に発生させるとはいえ、あくまでも本物の水霧を体験できます。樹木に囲まれた自然空間、幾何学的に配置された天辺2m角の緑の丘の間を、白い霧が漂うさまを想像してみてください。風や気温に応じて動きが変化する霧のなかを、子どもたちが声を上げて駆け回っています。

SUPREMACY Proからのミスト噴霧。写真クリックでブリックスの製品ページへ。

弊社の製品SUPREMACY Pro(スプレマシー プロ)は、超微粒子のミスト発生装置です。
空間の隅々まで薬剤を行き渡らせることにより、害虫駆除や殺菌・消臭などに威力を発揮します。施設が稼働していない夜間にタイマーで薬剤散布をすれば、翌日は清浄な空間で作業を進められます。
これこそ、「夜霧よ今夜もありがとう!」ということで。
今回は、フォグ(霧)とミスト(靄・霞)の話題でした。

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