涼を取りながら思う、色々

挨拶がわりに、つい口をつく「暑い!」日々が続きます。
猛暑とゲリラ豪雨、一方では水不足、お天道様はどうしてしまったのでしょう。
熱中症対策として水分補給を!は耳にタコですが、最近は冷やしてない飲料の要望が多いことを受け、コンビニでも常温飲料を扱う動きがあります。そうは言っても、炎天下を歩いた後など、ついアイス系でカラダを急冷したくなるものです。

ガリガリ君の写真おなじみの「ガリガリ君」。味のバリエーションも増えましたが、原点はソーダ。
ソーダ味のアイスキャンディーの中に、ソーダ味のかき氷(=ガリガリ食感)を注入したもの。2010年盛夏には、コンビニで品薄とニュースにもなりました。
「ガリガリ君 ソーダ」の目にも爽やかな水色は、植物由来の食品用着色料を使ったもの。スピルリナという藻から抽出された青色色素フィコシアニンを、業務用に商品化した『リナブルー』(©DICライフテック)だそうです。

昭和30年代に食べたアイスキャンディー類は、ベロ(舌)が赤や緑に染まるものがほとんどだったように思います。合成着色料の全盛期?ということでしょうか。そういうものは親に禁じられ、小学校の帰りに内緒で食べるものでした。ところが、舌に付いた色でバレてしまうわけですね。ガリガリ・ブルーを食べても、青いベロにはなりません。

このブルー、意外な食べ物にも活用・展開されています。
昨年、話題になったのが某ラーメン店の「青い冷やし塩ラーメン」。青いスープに度肝を抜かれました。
今年は都内のタイ料理店グリーンパッタイが、8月末までの期間限定で「夏はブルーパッタイ!夏バテに効く!青い料理フェア」を開催。リナブルーの青いビールに始まり、青の生春巻き、青のサラダ和え麵、青のタイカレー、青のタイラーメン、青のタピオカetc.
青いビールと青いラーメン
目に涼しい、もの食べたくなる猛暑かな。
元来、食欲を減退させる色として食べ物には馴染まない青色ですが、植物由来の色素ということがポイントでしょう。加えて、フィコシアニンには抗酸化作用や免疫作用も期待できるというのですから、アンチ・エイジングや健康志向にピッタリ。

スピルリナ顕微鏡写真の
イメージ

個体サイズがほんの0.3~0.5㎜という小さなスピルリナ、タンパク質が豊富で10数種のアミノ酸を含み、ビタミン・ミネラルの宝庫…ということから、栄養補助食品サプリメントとしても大きな市場を形成しています。
今回は、青い色素をクローズアップしましたが、緑・赤・黄色といった光合成色素も持っており、それぞれ植物生まれの着色料として活用されているそうです。
スピルリナ、小さいけれど侮れない!

*スピルリナ:ラテン語のspira(英語ではspiral)=ねじれたもの、螺旋形が語源

ガリガリ君の絵弊社の業務と直接関連しない話題でしたが、夏休みのお題ということで。
立秋を過ぎたとはいえ、まだまだ続く猛暑にご自愛ください。

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