ワインのノンボルドー

先週の11月21日は第3木曜日、ボージョレ・ヌーボー2013の解禁日でした。
この週末お楽しみになられた方も多かったでしょうね。

ところで国産の山梨ワインは一足早く11月2日に解禁されています。
昨年2012年から11月の第一土曜日を山梨ワインの解禁日と定められたのだそうです。

そしてその山梨ワインのなかでも、「甲州」という品種のブドウで作られた甲州ワイン(白ワイン)には「ノンボルドー」という名称が付くワインがあることをご存知でしょうか。

甲州ワイン

甲州ワイン検定(http://www.pref.yamanashi.jp/koshuwine/wine_test.php)で戴ける壁紙

「ノンボルドー」の「ボルドー」とは「ボルドー液を散布しないで栽培されたブドウ」を指しています。
「ボルドー液」とは、フランスのボルドー地方で100年以上前に殺菌剤として使われ始めた、生石灰+硫酸銅の水溶液のことです。ボルドー液はさまざまな植物の病気予防に効果があるため広く普及し、有機農産物に使用できる農薬でもあります。

ではなぜ甲州ワインのなかにはわざわざ「ノンボルドー」と呼称するものがあるのでしょうか。
それはブドウの甲州種が持つグレープフルーツのような柑橘系の香りの成分が、ボルドー液に含まれる銅と結合すると消えてしまうことが発見されたため、わざわざボルドー液を散布しないで作ったブドウであることを示すためだそうです。

某有名グルメ漫画でも今から10年以上前に甲州ワインは和食に合うワインとして絶賛されていました。ノンボルドーワインが発売されたのは2004年が最初ですから、その後だったらさらに高く評価されたかもしれませんね。

冬の夜はこたつでワイン、いかがでしょうか。

シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2011 750ml(7020046)

なお、ノンボルドーワイン誕生のいきさつは「甲州のアロマ」(王禅寺 善明 著)に詳しくかかれています。甲州のアロマ――ボルドーでワインの香りに人生を捧げた富永敬俊 (-ボルドーでワインの香りに人生を捧げた富永敬俊-)

甲州ワインをとりあげた某有名グルメ漫画はこちらです。美味しんぼ(80) (ビッグコミックス)

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